2014年11月15日土曜日

アルバム発売記念企画<第三夜>

ちょうど半ば、第三夜。
先ほどコメント後半戦の一部をアップしました。
今回はまず、後半戦でコメントをくださった方の中から
「ココロネ」の徹くん&隼人くん、ゆーやくん、いずみさんについて。
見出しのみ敬称略、失礼します。

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◆門上徹(ココロネ)

まぁるい笑顔と まっすぐな心、真摯で誠実な歌声。
ココロネのフロントマン、徹くん。

ココロネと交流が始まったのは、実はとっても最近のことで
初めてご対面したのが、先月の頭。ココロネの企画ライブを観に行った時。

ココロネは、私の出身大学・弘前大学の同級生たちで結成されたバンドで
学生時代から精力的にライブをし、CDも発売していたので、直接的な交流はなくともその存在は昔から知っていました。常に頭の片隅で意識してた。

徹くんは「与える人」だと思う。無償の愛とか、元気とか、パワーとか。
先日彼らのネットラジオ番組にゲストで呼んでもらった時も、「アルバムリリース の力になりたいから、出来ることがあったら何でも言ってね!」と言ってくれたり
彼らのライブを観に行った時も、私の顔を見るなり握手してくれて
「俺らの年代でいろんな理由で音楽を辞めてく人がいっぱいいる中で、弘大の同級生で、一緒に頑張ってる仲間だから。ずっと前から、会って話したいなあって思ってた」という趣旨のことを話してくれて。うれしかった。

ともに頑張ってる仲間がいること、そして、きっといろんな痛みを知っているだろうからこその優しさ、笑顔。 いつも勇気をもらっています。
一曲一曲に対する丁寧なコメント、ありがとう!

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◆砂金隼人(ココロネ)

隼人くんも、ココロネのメンバー。
先述した通り私は大学時代からココロネの存在を知っていたので、実際ふたりに会った時は「ふおぉお、本物…!」という気持ちでした。有名人に会ったような感覚。笑

隼人くんがコメントの中で言っていたけれど
「このタイミングで繋がることが出来たのは奇跡的」だと、私も思う。
同じ大学に通っていても、一生言葉を交わすことなくすれ違うだけの人なんてたくさんいる。そんな中で大学を卒業した後に繋がれたのは、奇跡みたいなものだよね。
ココロネも私も歩みを止めずに音楽をずっと続けてきたからこそ、今出逢えたんだと思っています。

隼人くんは、気遣いの人。礼儀正しくて丁寧で、物腰もやわらかで。
そんで、MCやラジオのトークになるとキャラが炸裂する、そのギャップも良い。ココロネは、隼人くんと徹くんの良いバランスで成り立っていると思う。

アルバムの盛況を、希ってくれてありがとう。
さらっと引用してくるあたり、ニクいなーと思います。素敵!

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◆Yuya Takahashi

<第二夜>で紹介した「明星[Myojyoh]」の藤慎太郎が出演を誘ってくれたイベントで、対バン相手として紹介 してもらったのが、ユーヤタカハシでした。去年の10月。出逢った当時はまだ、名義が「高橋祐哉」 だったねえ。
声良し歌上手しギター上手し。この子は歌うために生まれてきたんだろうなあ…と思わせる人。ありとあらゆる面で。

音楽に対して、常に謙虚に向き合っている人。
とにかく彼は音楽が好きで、ひたむきにいろんなことを吸収しようとしてて
そして音楽トークを始めると止まらない。純粋に、心の底から音楽が好きな子なんだなあ…と思う。

いつも、びしばしツッコミを 入れてごめんよ。笑
ゆーやくん、ビッグになるんだろうなー。私も負けんように頑張らなきゃ。楽しみだ!

音楽に対する自分の在り方とか、好きな音楽の話とか、YAZAWAが〜長渕が〜(敢えての敬称略)っていう話をして、気づいたら明け方になってるタイプ。そういうとこが本当に面白い。そして、飲み過ぎ注意!笑
アルバム、何度も何度も聴いてくれてありがとう。これからもよろしくね!

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◆今泉貴輝(Handwired Garade)

いずみさんを一言で表すなら “粋”
これに尽きると思う。
コメントの冒頭部分が、太宰治の『津軽』を彷彿とさせる。
津軽の冬が青くて白いこと、話したなあ。覚えていてくれて、うれしい。

いずみさんがコメントくださった通り、
前のバンドのレコーディングで、レコーディングエンジニアを担当してくださったのが
千葉は北初富にあるレコーディング&ライブスタジオ「Handwired Garage」のオーナー・今泉さんでした。

初めてのRECで無我夢中だったので、今までは客観視出来ていなかったけれど
いずみさんがこうしてコメントをくださったことで、初めて、当時の自分のことを冷静に思い返せた。

いただいたコメントを読んで
「初めての電話の時タイミング悪すぎでしたね、寒い中すみませんでした!」
とメールしたら
「寒かったからこそとてもよく覚えているんです。またいっぱい話しましょう。」
と返してくれた、いずみさん。粋すぎる…!

他愛もない話の中に、自分にとっての重要なヒントが隠されている。そんな素敵なお話を、たくさんしてくださる人。
バンド時代の私のこともご存知の、貴重な存在。そのうちの一人です。
来年、新しいCDと新しい歌を持って、また北初富に歌いに行かせてください。

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日に日に、コメントが長引いている気が…笑
いや、実は逆なんですけどね。第一夜の初稿をあまりにも書き過ぎて編集した結果、どシンプルにまとめすぎてしまったという…
ブログに載せきれなかった想いは、それぞれ皆様がたにお会いした時、直接お話します。

さて、曲についてふれる
第三夜は、この曲。

***

◆Parfait amour

のっけからアレですが、この曲
「読み方がわからん!」というお声を、よく頂戴します。

おおよその読み、というか発音は「パルフェタムール」。フランス語です。

ピアノ弾き語りでの作品、第2号がこの曲。
(余談ですが第1号は「君を傷つける方法」。カメラマンの木下くんが断トツで好きだと言ってくれる曲です。未音源化。)

曲は、去年の春、スタジオで適当にピアノで遊んでいた時に、冒頭のフレーズが生まれて。そこから広がっていきました。

歌詞はというと、実はかなり前…それこそ3年くらい前から
ネタというか、モチーフとして芯になるテーマはあって。
前半戦でコメントをくれた三上花奈江が書いてくれてますが、この曲のタイトルは、実在するリキュールの名前。

実は、大学生の頃から「お酒を飲みながら、つるっと一枚聴けるようなアルバムを作りたい」という願望があって
当初は、そんなアルバムを作ろう!という企画で動き出したのです(プロデュースしてくれたsacraの木谷雅さんと「カクテルシリーズ」と呼んでいたほど、最初はそういう方向で作っていく予定だった)。

ということで、この曲には
実は隅々に、いろんな言葉遊びや、いろんな意味が込められています。
その話を一言も言わなかったのに、
歌詞カードを贈った、地元のバーのバーテンダーさんたちには
「この曲、こんな意味ですよね?すぐわかりましたよ」
と、素敵な笑顔で言われました。さすが。笑

という、裏話すぎる裏話でした。

ちなみに今年の8月、滋野有紀子企画のライブで発売した限定CDにも「Parfait amour」が収録されたのですが
『切り取った〜』の音源は、そちらに収録されているものとは別物です。新たに録り直したり、ミックスしたりしました。
8月の時とはまた全然違った印象になっておりますので、そちらも要チェックです。

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